学校法人
東稜学園

福島東稜高等学校

５月８日(水)、本校大ホールにて全校生徒対象に、安全教育の一環として①「ＳＮＳ講習会」②「交通安全教室」の２行事が開催されました。

新年度が始まって間もない４～５月は、SNS利用ための情報モラルの醸成が必要であり、事故や怪我、心身の疲労も多いことからこの時期の開催となりました。

ＳＮＳ講習会では、「eネットキャラバン」小田桐俊治様の「『ネットとSNSの正しい使い方』～その情報、大丈夫ですか？」のテーマのもと、権利主義がネットの中でも出てきていて、許可なく撮影し投稿したことが肖像権や著作権も問われる事態に発展することや、写真のUPは位置情報が読み取られ場所が特定されてしまう可能性があること。最近話題の「闇バイト」は単なるアルバイトではなく「犯罪である」こと、等を映像を交えてご講演いただきました。

交通安全教室では、福島警察署交通一課 菊田修明様が「交通安全教室及び防犯対策について」と題して、生徒が映像を見ながら想定される自転車事故のケースを見つけて検証をしていくという演習を実施し、生徒に分かりやすく解説していただきました。また、ヘルメット着用は死亡リスクが下がること、県の条例で保険に加入しなくてはならないこと、被害者、加害者を問わず、事故が起きたら届出義務があることなど、大切なことを学びました。

生徒からは、「フリーWi-Fiにも危険なものと安全なものがあることを知った。気を付けたい。」（３年女子）や「SNSは手軽で簡単なツールだけど、場合によっては犯罪になると聞いてその危険性を再認識した。」（２年男子）、「自転車走行では、自分の不注意で危険な目に遭った。登下校は特に気を付けたい。」（１年男子）などの感想が聞かれました。

２つの講演会や教室の内容は、私たちの日常のごく身近にあることだけに、いつそのトラブルや事故に遭遇するかわかりません。

スマートフォンを触るとき、自転車に乗ろうとするときに今日の講習や演習のキーワードを思い出すことができれば、リスクの軽減、未然防止につながることでしょう。

お忙しい中ご来校いただきましたお２人の先生方、気づきの機会をくださり本当にありがとうございました。