FUKUSHIMA

TORYO

HIGH SCHOOL

在校生・保護者のみなさま

保護者会

202005.13

卒業証書授与式 保護者会会長 祝辞より

去る令和2年3月2日(月)に「卒業証書授与式」がとうほうみんなの文化センターにて行われました。感染症対策のため、卒業生と保護者の方、教職員のみでの式となり、内容も簡素化するなどしました。このため来賓の出席もご遠慮していただき、これにより保護者会会長による祝辞も同様になりました。式当日は祝電と共に掲示いたしましたが、ここで要約ではありますが、以下にお知らせいたします。

『ご卒業おめでとうございます。卒業生の皆さんは、社会で活躍するために必要な知識や技術を多岐にわたり、沢山の仲間と共に身に付けました。あの日、あの時仲間と頑張ったこと、感動したことをどうかいつまでも忘れないでください。学校生活に全力で打ち込み、素晴らしい輝きを見せてくれた皆さんを一番喜んでいるのは、支えてくれた先生方やいらっしゃる予定でしたご来賓の皆様、今会場の後ろから皆さんの背中を温かい眼差しで見守っている保護者の皆様です。

さて、今までは保護者や周囲の大人達が守ってくれる生活から、これからは自分の意思が尊重され選択できる幅が広がる反面、責任も大きくなる生活へと変わります。そしてこの後様々な困難や悩み、壁にぶつかった時こそ知恵を絞り、チャレンジし乗り越えて欲しいと思います。また軌道修正や引き返す勇気も必要でしょう。解決できないときは友人や家族、先輩方、母校の先生方に相談すれば、道が開ける言葉が待っています。夢を掴むためにも、小さなことを積み重ね、やがて大きな人間へとなって下さい。

また専攻科の皆さん、私の娘と一緒に入学されたこともあり、当時を鮮明に記憶しています。今日立派な姿で旅立つ皆さんを目の前で祝福できずごめんなさい。五年間よく目標に向かって努力しましたね。看護の道を目指した原点、生命の尊重と人間愛をいつまでも忘れず、技術と知識を磨き、質の高い医療人・社会人となり、まっすぐな気持ちで活躍されることを期待します。

最後になりますが、保護者の皆様、今日までの保護者会・部活動後援会等の諸活動にご理解・ご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

福島東稜高校の益々のご発展と、卒業生の皆さんのご健康、ご多幸、そして輝かしい未来を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

令和2年3月2日

福島東稜高校 保護者会会長 小原 千鶴 』

 

心温まる、またこれからの励みとなるご祝辞をいただき、ありがとうございました。

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