学校法人
東稜学園

福島東稜高等学校

1月21日（木）、普通科キャリアデザインコース子ども文化系列の3年生が校内「ピアノ発表会」を開催しました。この発表会は2年次より、ピアノの実技試験も兼ねて各学期末に行っていたものですが、今回がいよいよ最後の発表となりました。本来であれば保護者も招いて生徒たちの頑張った最後の姿をと思っていたのですが、残念ながら校内の関係者のみへの鑑賞となりました。

ピアノの実技は、バイエルという教則となる曲を中心にレベルを上げていきます。２年間の集大成として、バイエルやさらに上のソナチネ、そして童謡などもう１曲を一人一人披露してくれました。童謡の曲では弾き語りをする生徒もいて、レベルの高さに驚かされました。高校に入ってからピアノを始めた生徒もいますが、自分の将来の夢である保育士や幼稚園教諭を目指して、本当に一生懸命練習したことでしょう。その成果を披露することができて良かったです。

演奏後、担任の高橋裕之先生（音楽科教員）より花束が手渡され、さながら本物のコンサートのような演出があり、生徒たちはより心に残った発表会となったことでしょう。

校内の先生方を始め、子ども文化系列の２年生も見学に来て先輩たちの雄姿を目に焼き付けていました。１年後は自分たちの番です。「ＪＡＦドレミぐるーぷ」の取り組みもそうですが、こうした先輩たちの頑張った活動を継承していくことが伝統となっていくのでしょう。